ちょっと前の恋愛と今の恋愛

今を生きる若者たちは、結婚するのが少し難しくなっているような気がします。
特に、20代、30代、40代前半の方たちです。

それは、一重に、男性の方に、生活力、すなわち、金銭的にも、物のとらえ方等も、
しっかりとしたものが不安定であるということに尽きると思います。

一番、重要なのはもちろん、金銭的なものですが。

少し前になりますが、普通の皆さんから見たら、おっさんですが、
そのおっさんたちは、つぎつぎと30歳前後の女性と結婚しています。

40歳、42歳、45歳の男性が、29歳、32歳の女性とゴールインしているのです。

男性はいたって、普通のというより。地味な会社員です。
ただし、正社員。給料は決して高額ではありませんが、ボーナスもでます。
そんな環境にいる男性です。女性も普通の30歳。この時期が、一番、女性が結婚を意識する時期。

この時に出会った男性。収入の安定と、社会的認識が多少ある人。

それが、40代の男性なのです。

30年前だったら、そのおじさま達は、ひとまわりも年の離れた女性に、見向きもされなかったはず。

けれども、21世紀に入り、この年代の男性にスポットが当たり始めました。

なんといっても、正社員で働くことが当たり前の最後の世代。バブル世代なのです。

一方、先日見かけた30代のカップルはというと、金銭的な話でテンションがとても低い様子です。

デートの帰り際、男性は言葉少なく、女性が少し話しかけますが、交通手段や、天気のこと。
それが帰りの話題です。
女性は近いうちの男性からのプロポーズを待っています。
男性は、今の生活にほぼ満足し、無理までして、女性の願いをかなえる余裕は必要ありません。

更に、インターネットや携帯電話など、情報網が発達している今、2人の出会いはデジタルで、
お互いの住まいも300キロはゆうに離れている様子です。

会うのにもそう簡単に、会えるものでもありません。

「次はいつ」、そんな会話も女性の口から洩れることはありません。

不確かな恋愛。一つの、今の恋愛の形です。

そこにあるのは、あまりにも便利になってしまった、通信網の技術から、
様々なことが可能となった現代の悲哀があります。

デートするというひとつの事柄が、ここでは恋愛になるのですが、成り立つためには、
アナログが必要になるのです。

「アナログ」、つまり、恋愛であれば、スマホやネットでしりあいきかっけがある、
デジタル化されたものから、人と人が対面する、自ら出かけるアナログへと移行しなければならないのです。

それがなかなか、実際ではできません。住まいも離れていれば、出身地も違うのです。

それが今の恋愛事情の一つの形です。

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