不倫にはまりかけた話

不倫に片足を突っ込んでいた?ことがあります。
あれはまだ学生の頃、当時何年も付き合って半同棲までした彼氏と別れてしまったときのことです。
彼氏のいた頃に参加した趣味のイベントで知り合った5つ年上の男性に、なんとなく「別れちゃったんです」と相談すると、「じゃあ、ご飯でも食べに行こうか」ということになり、それからしばしば遊びに連れて行ってもらいました。
そうこうするうちに、わたしは彼に惹かれはじめていました。
ただでさえ趣味が合う上に、学校の中で目にする男の子たちよりずっと大人で、わたしの話をウンウンと聞いてくれたり、ときには厳しい意見をくれたりするのが新鮮だったのです。
夜、元彼と暮らしていたアパートの前まで送ってくれて、「それじゃあ、またね」と言って帰ろうとする彼を何度も引き止めました。
話を無駄に引き伸ばし、次の予定を取り付け…今考えると駆け引きも何もない稚拙な好意のアピールでした。
彼は困った顔をしながらも数時間付き合ってくれてから帰って行くというのがいつものパターンになったころ、とうとうわたしは彼に告白してみました。
元彼と別れたばかりで、恋愛が怖くなっていたわたし。
「付き合ってください」とは言えなくて、「好きです」と言ったのです。
すると、いつもニコニコ笑っていた彼が急に覚めた顔をして、その日は早々に帰ってしまったのです。
その日の深夜、彼から来たメールには、彼は結婚していること、でもわたしの気持ちを嬉しく思っていること、そして、彼自身もわたしのことを好きなのだが、それはいけないことだからもう会えないという旨が書かれていました。
全て、ものすごくショックでした。
思い返せば彼には独特の落ち着きや余裕がありました。
もうすでに奥さんがいたから出せたものだったのでしょう。
あのときはとても辛かったですが、わたしも結婚した今となっては、彼がまともな人であそこで引き返すように勧めてくれて本当によかったと思います。

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