私の恋は人違いから始まりました。

スマホアプリでゲームをするのが好きなのを知っている私に、甥っ子がコイン欲しさに招待メールを送ってきました。
よしよし、コインをあげるよ、とメールからサイトへ入りました。
会員登録を済ませ、サイト内を彷徨っているとゲームが沢山ある事に気付きました。
ゲームするためにアバターを作成。
適当なニックネームを付けCMでも流れているゲームを開きました。
それはチーム戦になっていて一人でも楽しめるけど、チームなら尚更楽しめるゲームらしいです。
チーム勧誘を覗いていると甥っ子の名前を見つけました。
よし、ここにしよう、と登録を済ませ
遊んでいるとメールが来ました。
甥っ子から、登録のお礼と力を合わせて頑張りましょうとのコメント。
頑張るよ、と返信。
それからチームの為に時間の許す限り得点を稼ぎました。
一週間単位で順位が決まるシステム。
チーム内でも得点を上げれば順位が上がるのが楽しくて、いつの間にかはまっていきました。
時々甥っ子もメールをくれて、いつも尽力ありがとうございます。次週も頑張ります、なんて内容。
はーい、頑張ったね、私も頑張るよ、と返信。高得点取れた時には自慢げに報告なんかして。
すごいですね、とお褒めのお言葉。
そんなこんなで何ヶ月か過ぎました。
甥っ子とは離れて暮らしているので会うのはお正月や夏休みくらい。こんな交流出来て嬉しいな、と思っていました。
でもある日気付いたんです。
何故に丁寧語なんだろう。
関西人だから、関西弁になってもおかしくないし、いつも私に丁寧語なんか使わないはず。
嫌な汗が流れて、姉に遠回しに甥っ子のゲーム内のニックネームを聞き出しました。
そうです。本名でやる人なんかいませんよね。
見ず知らずの人に、馴れ馴れしく何ヶ月もメールしてたんです私。
指どりも重く、甥っ子と思い込んでいた人へ謝罪メールを送りました。
事の次第を説明して何度もすみません、失礼してすみません、と書いて送りました。
暫くして返信が。
そこには、いつもの丁寧語で「気になさらないで下さい。嫌な気持ちになんてなっていませんでしたよ。楽しくメールさせて貰ってました。これも何かの縁だと思います。これからもメールしませんか」と。
なんて優しい人なんだろうと安心したのと同時に興味が湧いて来ました。
これから先は少しプライベートな事のメールのやり取りが始まりました。
年齢は3歳上で会社員だという事がわかりました。毎日暇してるんです、と。
ゲームチームのオフ会をしようと提案されています。そういう事は初めてなので緊張しますが、とても楽しみです。

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